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身体の痛みには関係がないように思われるかもしれませんが、内臓に関連した痛み、不調が思っている以上にあります。

以下の関連は『T』は胸椎と言って背骨のことです。『L』は腰椎と言って腰の骨のことです。

例えば、T1とT2(胸椎の1番と2番)は心臓の働きと関係します。

もし、心臓に病気ではなくても何かの不調(水分不足、過労など)があるとT1.・2の動きが悪くなり、肩甲下筋という肩甲骨と肋骨の間から腕に付き腕を外旋(外に捻る)筋肉に影響を与えることがあります。そのために、肩が上がらなくなってしまいます。

また、T1・2に関係した筋肉や皮膚などの組織に異常があると脳が錯覚を起こしてしまい、そこの痛みや違和感として現れることもあります。

​すべてがこれに当てはまるわけではないですが、無視することのできないとても重要な関係です。

内臓と筋肉の関連

心臓 T1.2 →肩甲下筋

肺  T3 →三角筋、前鋸筋、烏口腕筋、横隔膜、横隔膜

胆嚢 T4 →膝窩筋

胃  T5 →大胸筋鎖骨部、上腕二頭筋、頸部屈筋群、回外筋、円回内筋、母指対立筋

膵臓 T6 →広背筋、上腕三頭筋

脾臓 T7 →僧帽筋中部、下部

肝臓 L8 →大、小菱形筋、大胸筋胸骨部

副腎 T9 →縫工筋、薄筋、ヒラメ筋、腓腹筋

小腸 T10 →大腿四頭筋、腹横筋、腹直筋、内腹斜筋、外腹斜筋

腎臓 T11.12 →大腰筋、腸骨筋

虫垂 L2 →腰方形筋

大腸 L4 →大腿筋膜張筋

直腸 L4 →ハムストリング

生殖器、腺 L5 →梨状筋、大臀筋、中臀筋、小殿筋

膀胱→脛骨筋、腓骨筋、仙棘筋、脊柱起立筋、脊柱起立筋

副甲状腺→肩甲挙筋

甲状腺→小円筋

胸腺→棘下筋

眼、耳→僧帽筋上部

脳→棘上筋

副鼻腔→胸鎖乳突筋、頸部伸筋群深部

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